思ったことを言う

日本人を見つめていると思うことがあります。

 

それは本音を言うのが難しいということです。

 

建前文化があるからというのもありますが

これはとても興味深いことの一つでもあります。

 

しかし、若い世代を見ていると

もはや本音は埋もれたまま本人すらわからず

その場の空気や情報知識に基づいた発言が

本人の言葉のようになっているようにも思います。

 

およそ7年前、私は信頼する仲間たちと

ディスカッションをしている時に硬直した空気にしびれを切らし

「いいから思ったことを言って」と声を荒げたことがありました。

 

すると、仲間の一人から

「健吾が思ってるほど他の人たちにとって

思ってること言うのは簡単じゃない」

という言葉が返ってきました。

 

その時は意外でいまいちピンと来なかったのですが

最近になって徐々にその感覚がわかるような気がしてきました。

良くも悪くも一般的な感覚が浸透してきているのだと感じます。

 

そこで、最近は年末にもなってくる中で色々と忙しく

何やら些細なことでもイラっとしたり悶々としたり

なんてことが人間関係の中でもちらほら見受けられることもあり

都度、確認するようにしています。

 

相手または自分がどのように受け取ったのか。

何を伝えたかったのか。

 

まぁ、確認してもスッキリいかないこともあるんですけどね。

 

変な遠慮はせず思ったことはどんどん言うのが

まずはファーストステップなのかなと。

 

背景にある思いや純粋な良心などもわかると

もっと穏やかにコミュニケーション取れるんでしょうけど

人によって色んな表現スタイルやトラウマ、

無意識エンジンなどがありますからね。

 

意識と無意識の全体像がわかって

お互い無知の完全性を土台とした

コミュニケーションが取れるようになると

win win All winの関係も築きやすくなりますね。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。