「やりたいこと」より「伝えたいこと」

今日の夜、友人と話しながら帰ったのですが

そこで重要なヒントを得ることができたので

共有してみたいと思います。

 

3年前ほど前、私はとあるイベントを主催していました。

 

その時の動機は「やりたいこと」が主な理由だったと思います。

 

そして、ここ最近では「伝えたいこと」があるから

イベントをやりたい気持ちになってきている。

 

そんな違いを感じています。

 

私にとって初めて主催でイベントをしたのは大学の時です。

その時は、パティシエ志望の友人やフードコーディネーターの友人らの

発表の場を兼ねた交流会というものを企画しました。

それはそれは大盛況で懇親会への参加率もほぼ全員という快挙。

初めてにして強烈な成功体験として私のその後に人生に大きく影響します。

 

それからというもの「周りに幸せな人を増やす」という志を立て、

それがやがて「世界平和」という夢に発展していきます。

 

話を戻すと「やりたいこと」と「伝えたいこと」

ここには大きな差があると今になって思うのです。

 

「やりたいこと」とは「自分がやりたいこと」

すなわち自己満足が出発です。

 

一方「伝えたいこと」は「人に伝えたいこと」

すなわち共有や共感が出発です。

 

ここに他者の存在という重要なファクターがあります。

 

人は「伝えたいこと」がある時

 

「伝わる前の相手」と「伝えた後の相手」の間に

立つことになります。

「相手」を「人」に置き換えてイメージ化してみます。

 

人、間、人。

 

人間は人と人との間に存在するもの。

つまり、他者との関係性において初めて人間は

成立するものとみることができます。

 

このように「やりたいこと」と「伝えたいこと」には

大きな差があると思うのです。

 

さらに「伝えたいこと」の裏には

伝えたい側の思いや涙が感じられますし

伝える相手に対する誠実さが伴います。

 

それゆえ「伝えたいこと」は

純粋であればあるほどパワーがありますし

相手に与える影響や自分に返ってくるフィードバックも

意味深いものになるはずです。

 

これからは「やりたいこと」ではなく

「伝えたいこと」を問うていくことを心がけたいと思います。

 

そして「伝えたいこと」が

真実に「伝えるべきこと」である時

「伝えたい思いや涙」と一致して

誠実に愛と勇気を発揮する人間として

成立することができると思います。

 

昨日までの私のブログに対する姿勢を振り返ってみると

それは「やりたいこと」レベルだったように思います。

 

そして、本日のこの記事からは「伝えたいこと」レベルに

変わっているように思います。

 

今読んでくださっているあなたは

どのように感じられていますでしょうか。

 

昨日までの私の未熟さをお詫びすると同時に

本日という日をもって変化を確認できたことを嬉しく思いますし

また感謝がこみ上げてきます。

 

インスピレーションで始めた本ブログではありますが

本当にかけがえのない時間を経験しているとつくづく感じます。

 

ブログを書くことの意味や価値が

じわりじわりと浸透してきて

さらに有意義な時間を多くの方と共有していける

そんな私になっていける未来に期待して

本日は筆を置きたいと思います。

 

少し長くなりましたが

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。