音楽にのせて

昨夜、恩師のお通夜に行ってきました。

 

私が高校生の時に合唱でお世話になった方です。

 

今でも忘れられないのが

マンツーマンで指導を受けている時のことです。

 

よく頭を開くという言葉で表現されていたのですが

私も熱心に先生の言うように

頭を開こうと発声していました。

 

すると自分でも知らない声が

パーンと出たのです。

 

まさに頭が開く感じでした。

 

声を出しながら驚いた表情をして

先生を見つめていたと記憶しています。

 

「なんだ今のは!?」

 

そう思った私はもう一度その声を出そうとしましたが

出すことはできませんでした。

 

先生は落ち着いていました。

 

そして、私のこの経験はこの時だけとなりました。

 

そんな自分でも知らない

自分の潜在能力や可能性を

開かせてくれた経験は人生の宝であり

私の重要な価値観の一つになっています。

 

また、教育者という立場では

共通するテーマでもあると思います。

 

私は私なりにこれから出会う人たちの

自分でも知らない潜在能力や可能性を

開き共に上昇していく仲間として

先生と一つになってこれからも頑張っていきたいと思います。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。